釣りがガイドブックのとおりには釣れない!!

釣り場ガイドブックの弊害とは?

ビギナーにとっては、数百人の釣り仲間を得たように頼もし存在であるのが釣り場ガイドブックです。

 

 

 

ベテランにとっても「昔この釣り場に良く通ったよな〜!!」などと、感慨深く読み返しても楽しいのが釣り場ガイドブックです。

 

 

釣りの人気がピーク時だった1990年代に、私には多くの釣り仲間や釣り友達が出来ました。^^;

 

 

釣り好きと申しましても、いろいろな釣りをする方がおられました。

 

 

・メイタ〜チヌ以外は狙わないし、釣らない!!と言う釣り人。

 

・瀬渡しで離島に行って腕が痛くなるほど尾長グロばかりを釣っていた釣り人。

 

・毎月2回船からしか釣りをしないと言うベテランの釣り人。

 

・ソルトルアーの魁的存在で、シーバスやタチウオ、サゴシ、カマス・・・などをルアーで狙う釣り人。

 

・いろいろな釣りを数十年やってこられて、メバル釣りしかしなくなったと言う釣り人。

 

・防波堤から泳がせ釣りで、ヒラメやマゴチなどのフラットフィッシュを主に狙うい釣り人。

 

・年に数回、家族や釣り仲間とサビキ釣りとちょい投げ釣りしかしないと言う釣り人。

 

・穴釣り専門の釣り人。

 

・サーフからどこに飛んだか分らないほど遠投し、年がら年中キスを追いかける釣り人。

・・・等々。

 

 

釣り人と申しましてもまさに十人十色で、その時々に夢中になっている魚や釣り方はまるで異なります。^^;

 

 

こういう釣り人と知り合いになり、釣り場にご一緒させていただく機会も多々ありましたし、釣り場ガイドブックを見ては東奔西走した経験も多々あります。

 

 

40代半ばぐらいまでに、西は呼子方面から東は苅田の切れ波止に至るまで、玄界灘に面した主な釣り場で竿を出していない釣り場がないほどアチコチと釣り行脚を重ねて来ました。^^;

 

 

更には、九十九島や天草まで鯛釣りに行ったり、平戸までクロを狙いに行ったり、小呂島にも渡っていましたし、船釣りを良くした時期もありました。

 

 

節操極まりのない釣りばかりを延々と繰り返す絵に描いたような釣りバカでした。^^;

 

 

ボウズを食らうこともありましたが、どの釣り場でも多くの釣り人以上の釣果に恵まれることが多かった記憶があります。

 

 

そのことが釣り行脚を加速させたことは言うまでもありません。

 

 

ところが、各釣り場にはその釣り場や狙うべき魚に精通した達人・名人と呼ばれる凄腕の爺ちゃんの釣り師が少なからずいるものです。

 

 

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テスターもまるで適わない達人・名人と呼ばれる凄腕の爺ちゃんの釣り師

 

 

いろいろな釣り場で竿を出していると、テスターと呼ばれる釣り人の近くで竿を出す機会が何度かありました。

 

 

釣具メーカーがスポンサーになるだけあって、私などは足元にも及ばぬほど釣りが上手な方々ですが、そのテスターよりも勝る達人・名人と呼ばれる凄腕の爺ちゃんの釣り師たちも少なからずいます。

 

 

釣り場の近くに住んでいるらしく、自転車でやって来てはアレヨアレヨ・・・・と大物を釣り上げて、サッサ・・と帰ってしまうような恐るべき老練釣り師です。

 

 

その老練釣り師は大型台風や大雪の日以外は1年のうち360日ぐらいその釣り場に通っていると言う鉄人と呼ぶに相応しい存在であることが多いのです。

 

 

年間360日も同じ釣り場に通う鉄人に敵う釣り人などいません!!(爆)

 

 

そんなことを何年どころか、何十年も同じ釣り場でしているのですから、季節によって、潮の干満によって、朝昼晩と時間帯によって、どんな魚がどんなエサと仕掛けで釣れるのかが手に取るように分っても不思議ではありません。

 

 

テスターもタジタジの凄腕地ちゃんたちに教わること

 

 

運よくある漁港で仲良くなった地元の凄腕爺ちゃんの1人は、
「ヘボでも真面目に毎日同じ釣り場に行けば、なんか釣れるだけのことよ〜!」と、自嘲しながら苦笑いされていました。

 

 

釣り場ガイドブックを見ては東奔西走していた自分が恥かしくなりました。

 

 

同じ釣り場に通い詰めることの重要性を思い知らされました。

 

 

海辺の近くに住んでいなくても、それは出来るはずです。

 

 

釣り場ガイドブックの弊害は、ひとつの釣り場で粘ることや潮や海水の状況などを観察・洞察することをスポイルして「美味しい釣り場」を求めてウロウロしがちな傾向になりがちなところです。^^;

 

 

釣れないときほど、他の釣り場が良く思えて仕方なりません。(笑)

 

 

釣り場を変えることも必要な時もありますが、自合まで待つと言う「根(こん)」が必要な時も多々あります。

 

 

その見極めは、何十年釣りをしていても難しいものです。

 

 

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