釣れてほしくない魚ランキング

釣り人が嫌う魚ランキング〜できれば釣れてほしくない魚たち

私は小学校に行く前から海釣りをしていますが、子供の頃から釣り人が釣れた魚に腹を立てるシーンも数多く見てきました。

 

 

中には残虐極まりない行為をする釣り人もいますが、「そんなに嫌いだったとしても、優しく海に戻してやれば??!!」と子供心に思ってもきました。^^;

 

 

釣り人が海釣りに行って、釣れた魚に腹を立てる魚は凡そ決まっています。

 

 

どのような魚が嫌われるのかを子供の頃からずっと見てきました。

 

 

中にはある釣り人が好きでも、大多数の釣り人が嫌う魚もいます。

 

 

逆に、大多数の釣り人が嫌いでもないのに、ある魚をことさらのように嫌う方もいます。

 

 

それらを勘案して釣り人が嫌う魚についてまとめてみました。

 

 

候補に挙がったのは、ベラ、クサフグ、メゴチ、ヒイラギ、サッパ、コノシロ、ボラ、ゴンズイ、アイゴ、アカエイ、エソ、ウミヘビ、ギンポ、ハオコゼ・・などなど。

 

 

異論がある方もあるでしょうが、多くの方が「そうかもしれん!」と思う内容ではなかろうかと思います。

 

 

 

スポンサードリンク

 

 

 

舌打ち必至!釣り人が嫌う魚ランキング

 

 

ボラ

 

サビキ釣りやチヌ狙いのウキ釣りにたまに釣れるボラ嫌われ者堂々1位の魚ではないかと思います。

 

 

寒ボラは旨い!などと言うことが釣りの本などに書かれていることもありますが、生活排水垂れ流しの川を大群で遡上し、頭が白くなっているようなボラを見たときにはとても口にする気にもなれません。

 

 

 

しかもドブ川の底を舐めている姿を見ますと、コイツラには関わりあいたくない!と思うはずです。

 

 

50センチを超えるようなボラが掛かると凄い引きをしてくれますが、「バレればいいのに!!」と思う方も多いはずです。

 

 

ハリに掛かった魚がバレれば良いなどと思われるのは、多くの釣り魚の中でもラぐらいではないでしょうか?

 

 

クサフグ(チイチイフグ)

 

 

釣れると必ず口をパクパクさせて自分を大きく見せようと膨らむクサフグはなかなか愛嬌がある魚で、福岡市周辺ではチイチイフグと呼ばれています。

 

 

でも、決して安くもないエサを齧るだけではなく、ハリを飲み込んで仕掛けまで切ってくれる厄介者として嫌う人が大半です。

 

 

 

中には20センチに迫るようなクサフグが釣れると、フグ免許も持っていないのに食べると美味しいなどと言って自分で素人料理をする方もいますが、辞めておいた方がいいです。いや、絶対に素人が料理などするべきではありません。

 

 

大事に至ってからでは遅いのです!

 

 

ど素人のフグ料理で、奥さんやお子さんが中毒死することを想像しただけでゾッ!とします。

 

 

ベラ

 

 

釣りの本などには関西では高級魚として珍重されると書かれていますが、少なくとも福岡市周辺部ではベラが釣れて喜ぶ釣り人はほとんどいません。^^;

 

 

たいていの釣り人は、ベラだと分った瞬間に舌打ちするようです。^^;

 

 

歯が鋭く、エサ取りが上手で、高価なイワムシなどをエサにしてベラが釣れると、ガッカリを通り越して怒りが込み上げると言う方も少なくありません。

 

 

釣れても嬉しくない魚であるべラが嫌われる要因は「料理のしづらさ」にもあります。

 

 

ウロコが硬い上にはがしにくく、おまけに身が軟らかいために嫌う方が多いのです。

 

 

煮付けにしても不味くはありませんし、三枚卸にして空揚げなどにするとかなり美味しく食べれる魚で、福岡県下のスーパーでも「ギザミ」と言う名で5匹ぐらい入って298円ぐらいで売られているのを見かけます。

 

 

それなりの料理をすれば、ソコソコ美味しい魚であると分っちゃいるけど、釣れてもちっとも嬉しくないのがベラでもあるんです。

 

 

メゴチ

 

 

関東では、キス釣りの外道という位置づけではなく、天ぷらにするととっても美味しい魚としてその地位が確立しているのがメゴチです。

 

 

ですが、福岡市近郊に住む釣り人からすると、あのネバネバ・・、ドベドベ・・・の粘液がどうにも好きになれん!と言うことで、嫌う人も多いのがメゴチです。

 

 

また、エラの左右にある突起したトゲで指や手の平を引っ掻くために、素手で扱うのが危険なために毛嫌いする人も少なくありません。

 

 

料理する時にこの突起したトゲを万能バサミで切り落とし、塩をまぶして粘液をこそがねばならない煩わしさも手伝って海に逃がすと言うよりは海に捨てる感覚の釣り人が少なくありません。

 

 

キスが良く釣れる防波堤に行きますと、釣れたメゴチを地面に放置し干からびたメゴチをよく見かけることがあります。

 

 

メゴチバサミや100円ショップでトングで鋏めば痛いこともヌルヌルすることもありませんので、食べない方は是非ともリリースしてあげてほしい魚です。

 

 

案外きれいな海でしか釣れませんので、近年釣れることが少なくなった様な気が致します。

 

 

ゴンズイ

 

 

黄色い縞が入った海のナマズのようなようなゴンズイは夜釣りで釣れることが多く、ゴンズイ玉と呼ばれるように群れになっているので、次から次に釣れます。(涙)

 

 

ゴンズイの怖さをご存知な方は、「夜釣りで暗闇の中で釣れた魚は確認するまで触らない」が鉄則であることをご存知なはずですが、ビギナーの方ほど魚を掴もうとします。

 

 

で、3本あるゴンズイの毒棘に刺されて痛い思いをするのですが、ゴンズイの痛みはハンパではありません。

 

 

私は直接刺されたことがありませんが、釣り仲間がゴンズイに触り、かなりの時間顔を歪ませていた記憶があります。^^;

 

 

近年の研究ではゴンズイの粘液にも毒があることが判明して釣り人を驚かせました。

 

 

食べると、なかなか美味しいのだそうですが、君子でなくても危きに近寄らない方が賢明です。

 

 

また、ゴンズイを防波堤に転がしておくのは危険で、死んだゴンズイでもトゲに刺されると同様に痛い思いをするハメにもなります。

 

 

死んだゴンズイに小さなお子さんが興味をもって触った時のことを考えると、ハリスを切って海に戻すことを心掛けましょう。

 

 

第6位  アイゴ(バリ)

 

 

釣り人以外は学名のアイゴという名を知らない方も多いのがバリです。
尤も釣りをしない方は、バリも知らない方が少なくありません。

 

 

私は個人的にはバリを釣ることも食べることも大好きなのですが、嫌う人が少なくありません。

 

 

毒のトゲだらけなことと、食べたらクソ不味いと言う方が嫌う方の意見です。

 

 

確かに、釣れると毒のトゲを切り落とし、内蔵を取り出して処理するのは、慣れていないと面倒ですし、内蔵をキズ付けると磯臭さが身に沁みこんでとても磯臭くなります。^^;

 

 

刺身もお煮付けも個人的には大好きなのですが、とにかく嫌う方が少なくありません。

 

 

第7位  コノシロ

 

 

「煮ても焼いても食えない」と言う言葉がピッタリの魚がコノシロとサッパ。

 

 

とにかく、捌くときにはらわたが真っ黒なことにも驚かされますし、小骨が多いのなんの!

 

 

寿司ネタのコハダはコノシロの幼魚を手間ひま掛けて処理したもので、寿司職人の腕がわかるネタの一つですが、家庭でコノシロを料理するのはなかなか大変で、一度やったら二度と釣りたくない魚と呼ばれています。

 

 

釣り歴が長いベテランほど、コノシロを嫌う傾向があるようにも思います。^^;

 

 

きっと、過去に苦い経験があるのでは?と思います。

 

 

第8位  ギンポ

 

 

 

東京では「天ぷら魚」と呼ばれる高級食材で、1匹1000円ぐらいはすると聞いたのが凡そ30年ほど前。

 

 

テトラの穴釣りや防波堤の探り釣りでお目にかかる魚ですが、小型のヘビのような容姿エイリアンのような顔だけで怖がる方もいます。^^;

 

 

しかも、必ずと言ってよいほどハリを飲み込んで、仕掛けを作り直すハメになることが多い厄介者でもあるのです。

 

 

私はフリッターにして食べたことがあるんですが、とても美味しい魚だったと記憶していますが、妻にその姿を見せると狼狽していました。(笑)

 

 

福岡方面ではナッキリと呼ばれるギンポですが、残念ながら、よほどの食通でもない限り釣れて喜ぶ姿を見たことがありません。

 

 

第9位 アカエイ

 

 

尻尾の付け根のトゲに猛毒があることで有名な魚がアカエイ。

 

 

狙って釣る方は、アカエイの旨さと捌き方をマスターしている方で、素人が尻尾を切って持って帰っても、容易に捌ける魚ではありません。

 

 

アジゴをエサにしてブッ込み釣りでヒラメやスズキを狙っていると、残念なことにたいてい釣れるのもアカエイなはず。

 

 

投げ釣りの置き竿で竿がふっ飛んで行くのは、ハリ掛かりしたハゼなどをアカエイが食べて逃げ去るときに起こるケースがほとんど。

 

 

私もこれまで何度か釣って捌こうとしましたが、上手く捌くことができずに、廃棄した経験があります。

 

 

なので、それ以降はハリスあるいはミチイトを切ってアカエイとオサラバするようにしています。

 

 

煮つけが旨いだとか、エイヒレが旨いだとか言われても、処理が大変です。

 

 

第10位  エソ

 

 

ヒラメやマゴチ狙いの時に必ずと言ってよいほど釣れるのがエソです。^^;

 

 

ひょろ長くてワニのような歯をしている姿にも驚かされますが、小骨ばかりで素人が捌いても美味しく食べれないのが嫌われる要因です。

 

 

種類が幾つかありますが、それを調べる気にもなれないほど、見てくれもグロテスクですし、食べづらい魚なので、キープする方はあまりいません。

 

 

かまぼこの原料になる程度ですが、プロの料理人に刺身を作っていただいて美味しかった記憶があります。

 

 

素人では到底無理な料理法ですから、やはり釣れたら逃がすしかないような気がします。^^;

 

 

まとめ

 

順位等々はあくまで私の主観ですので、俺はこいつ好きだぜ!と言うことも多々あると思います。^^;

 

 

10位以外にも嫌われる魚にエントリーした魚も実は多いのです。

 

 

例を挙げますと、チャリコ(マダイの幼魚)、ヒイラギ(トンマ)、サッパ、ウミヘビ、トラギス、スズメダイ(アブッテカモ)、ハオコゼ、・・などなど。

 

 

またベテラン釣り師の中には、クロダイ、メジナ(クロ)、シーバス(スズキ)など人気がある魚を嫌う方も案外いるのです。

 

 

釣り過ぎて、大嫌いになったと言う方もいるんです。

 

 

更に、私の知人に自己所有の船を持っていて小呂島近辺まで船を出していろいろな魚を釣るのですが、その方が大嫌いで必ず釣れたらリリースすると言う魚がいるのですが、何だと思われますか。

 

 

「あいつらが釣れたら船が臭くなるけん、イケスにやら絶対入れんで、捨てるバイ!!」と言い放つ魚なのです。

 

 

「釣れた時に口を開けただけで臭くてたまらん!!」と、本人が言う魚の正体を聞いて私は驚かされました。^^;

 

 

その魚の正体は実はマダイなのです。

 

 

昔からめでたい行事に使われるあのマダイなのです。

 

 

私はこの話を聞いたときにしばらく呆然としましたし、世の中にはいろいろな釣り人がいるもんだと思いました。^^;

 

 

好きか嫌いかはあくまで釣り人の主観によるものです。

 

 

異性の好みが違うように、嫌いな魚・好きな魚も十人十色です。

 

 

反論は甘受します。

 

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

 

 

スポンサードリンク

 

 

 

トップページに戻る!!

 

 

スポンサードリンク

お役立ち情報