福間漁港(福間海浜公園)はファミリー向けの釣り場だけでもない
福間漁港(福間海浜公園)は、漁港、マリーナ(船の停泊施設)、無料の釣り公園からなり、トイレやベンチ、駐車場、手洗い場が揃っているのでファミリーフィッシングには最適な釣り場です。
夏休みともなれば近郊のファミリー以外にも、周辺の市町村から福間漁港(福間海浜公園)に来られるファミリーは多い。
交通アクセスも良く、釣りはせずに「お魚市場」に新鮮な魚貝類を買いに来る方も多い。
福間漁港(福間海浜公園)全体の地図は下記のとおり。
広大な釣り場のようにも見えますが、実はほとんどが立ち入り禁止&釣り禁止となっており、釣りが出来るのは南防波堤のみと言う残念な漁港なのです。(涙)
私にとっては思い出深い釣り場で、かなり以前だが、南防波堤がない頃は、漁港のどこでも釣りが可能だったのです。
生まれて初めてヒラメを波止から釣ったのがここ、福間漁港の旧波止と呼ばれるところでした。
サビキ釣りでアジゴがなかなか釣れずに、ボラの子のような形をしたトウゴロウイワシをエサにして30センチちょいヒラメ(ソゲ)を3枚釣った時はとっても嬉しかったことが記憶に残っています。
また、今は釣り禁止になっている「お魚市場」の前ぐらいの船たまりで、メバルやハゼやメゴチを良く釣っていたものです。
福岡ではメゴチはキスの外道として、船釣りなんかでも釣れたらリリースすると言うよりはクーラーの中が粘液でベトベト、ドベドベ・・・になることを嫌って捨てる釣り人が圧倒的に多いです。
でも私は、捌くのには多少骨が折れますが、刺身も空揚げやてんぷらもキスより好きなんです。(笑)
なので、この福間漁港にメゴチ釣り専門で良く行っていたんです。^^;
近くで釣りをしていた釣り人は、私がメゴチを嬉しそうに釣っているのを見て、半ば呆れていました。(爆)
実は博多湾でも良く竿を出していたんですが、ハゼやキスやカレイなどは玄界灘に面した漁港よりも博多湾のほうが圧倒的に数も型も良いモノが釣れていたんです。
ところが、博多湾の湾奥の須崎埠頭や箱崎埠頭などからは、今も昔も一貫してメゴチはほぼ釣れません。
なので、当時車を横付けしてメゴチが良く釣れていた福間漁港にまで通っていたんです。
この記事を書きながら、またメゴチの刺身や天ぷらが食べたくなりました!!
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福間漁港(福間海浜公園)の南防波堤で四季に釣れる魚たち
南防波堤はくの字に曲がっていて付け根からくの字ぐらいまではちょい投げでのキスやサビキ釣りでアジゴが狙えます。
(もちろん全域で狙えますけど・・・)
くの字から先端部分にかけてはチヌやバリをウキで狙う釣り人が多く、釣って楽しく食べても美味しいミズイカをアジゴをエサにした泳がせ釣りやヤエンで狙う釣り人も多い。
南防波堤付近は基本的に砂地で緩いかけ上がりになっており、堤防から6〜7メートル先までは敷石があり、その付近を狙って水深6〜8メートルぐらいでメイタ〜チヌが釣れますが、30センチクラスの小型が多いです。
春先に先端部分のテトラ周りではたまに50センチを超えるチヌも出ることがあります。
福間漁港(福間海浜公園)の南防波堤で春に釣れる魚
早春はメバルが釣れますが、乱獲気味で型が小さいモノが多く、夜釣りでたまに20センチクラスがアラカブ混じりで釣れます。
桜の花が咲く時期ぐらいは乗っ込みチヌの一発大物が期待できますが、数は出ません。
GWぐらいからキスやアジゴがパラパラと釣れ始め、ミズイカも大型のものが狙えるシーズンです。
福間漁港(福間海浜公園)の南防波堤で夏に釣れる魚
夏場は本格的にキスやアジゴが良く釣れます。
それらをエサにしたぶっ込み仕掛けにはヒラメも釣れますが、お盆を過ぎると食いが落ちます。
先端部分ではメイタやバリが釣れます。
福間漁港(福間海浜公園)の南防波堤で秋に釣れる魚
ここでの一番おススメの時期はズバリ秋です。(キッパリ!)
ベイトフィッシュを追いかけて、スズキ、サゴシ、ヤズ、ネリゴ、カマス・・・などが泳がせ釣りやルアーで狙えます。
もちろんミズイカは型が小さいのですが、数が狙えます。
30センチクラスのメイタ狙いでしたら、アオムシをエサにした夕方からの半夜釣りで、数が釣れます。
福間漁港(福間海浜公園)の南防波堤で冬に釣れる魚
冬はカレイの投げ釣りをする釣り人がたまにいますが、釣果はイマイチです。
アイナメもイマイチどころかほとんど釣れませんし、サビキ釣りではコノシロが釣れる程度。
正直なところ、冬場にここで竿を出しても望む釣果が得られませんので、ポイントを変えた方が得策です。
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