カサゴ釣りと云えば穴釣り、穴釣りと云えばカサゴ釣りというぐらいカサゴ釣りでは最もポピュラーな釣り方が穴釣りです。
穴と申しましても基本的にはテトラの隙間のことを指し、本当に穴が空いているようなとことはほとんどありません。
ただし、この穴釣りは「根掛かりとの戦い」でもあると云っても過言ではないぐらい根掛かりする釣り方です。
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根掛かりよりも恐ろしいのが他の釣り人
更に、根掛かりよりも恐ろしいのが先行者だとか他の釣り人の存在なのです。
確かにテトラの上から狙える隙間は数が多いように思えるかもしれませんが、実際にカサゴなどが釣れる隙間は案外限られています。
しかも、根魚の特性として大きいものから釣られてしまうことを考えると、なかなか難しい釣りでもあるのです。
多くの釣り人が竿を出さないであろうポイントでカサゴが釣れそうなテトラの場所の見極めだとか、それを敢行できる体力と根気も必要です。
更に、自分で仕掛を素早く作れないような方はそもそもが穴釣りはできません。
根掛かりは必至ですから、やむを得ないと分かってはいても、3回も4回も連続してテトラの隙間に入れた途端に根掛かりすると、相当な根気の持ち主でも嫌になるはずです。
それに、ブラクリオモリは結構高くて、１回ごとにロスっていたのでは、やってられません。
ブラクリオモリを自作で安く作る方法
市販のブラクリオモリを使って、どんどん仕掛けを失いますと、さすがにブルーになりますので、ここは経済的にも自作でブラクリ仕掛けを作るのが定石だと思います。
こちらの動画が良く分かります。
この動画の通り自作でブラクリを作ると、１個当たりにブラクリのコストは安くなります。
なので、ロスト続きでも若干財布に優しいというぐらいで、釣果がアップするわけではありません。
穴釣りで釣果がアップする秘訣
穴釣りで釣果をアップさせるのは、なるべく釣り人が心理的に竿を出さないであろうポイントを責めることです。
だからと云って、立ち入り禁止区域に侵入したりしてはいけません。
外が荒れ気味の時の内湾のテトラの満ち込みを狙ったり、エギングファンやフカセでクロダイやメジナを狙う釣り人が多いテトラなども狙い目です。
人気がある防波堤の連休の最終日などは、入れ代わり立ち代わり釣り人が探っているので、釣れるものも釣れなくなっています。
釣り人としての勘を最大限に働かせて、機転を利かせて釣りに行くというのが「穴釣りの必勝パターン」のような気がします。
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