実は、スーパーの食品コーナーは、魚のエサとなるモノがたくさんあるのです。
釣りのエサは、釣具屋さんで買うモノとの認識をひとまず外して、肉や鮮魚コーナーをよくよく見てごらんください。
雑食性のクロダイのエサになるモノはもちろん、知られてないだけで、多くの魚のエサとなるものがたくさんあるのです。
釣具屋さんで売られているエサや現地調達できるエサ以外にも、
・貝のむき身
・貝類
・魚の切り身
・小魚
・鶏のささ身
・鶏皮
・レバー
・スイカ
・カボチャ
・ミカン
・コーンの缶詰
・魚肉ソーセージ
…などなど。
しかも、これらは今まで試してある程度実績があった食材であり、実は試されていない食材も多いはずです。
クロダイのエサは無限かもしれません
人間も雑食性ですが、クロダイもなかなかの雑食性で、こんなモノまで食べるの?と云うものまで食べることで知られています。
夏場の熟れたスイカは有名ですが、それ以外にもイカの塩辛、イカの刺身、イワシの切り身、魚肉ソーセージ、コーンの粒、冷凍のむきエビ、うどん玉などで釣れたというような話はちょくちょく耳にします。
我々釣り人にはどうしても固定観念があり、
・スーパーで売っている人間の食材は使わないし、考えたこともない
などと云う考え方がごく普通です。
また、本で読んだり、私がこの様に記事にしても実際にいろいろと試してみる方は、ごくごく僅かだと思います。
なぜならば、釣具屋さんで買ったエサを使ってもなかなか釣れないクロダイに対して、トンチンカンなイメージだけのエサを使う勇気が湧かないからです。
それこそ、そんなことをして釣れなかったらお金と時間のムダにしかなりません。
なので、大多数の方は、想定内のクロダイのエサしか釣り場では使いません。
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比較的馴染みのある食材をクロダイのエサにしてみましょう!
クロダイにはいろいろな食材がエサになると聞いても、いきなり使い慣れないようなものをエサにしてみようとは思わないはずです。
なので、釣具屋さんなどにも売られているエサに近いモノから使ってみるのがお薦めです。
例を挙げますと、まずはこちらのイカの塩辛。
スルメイカのキモが混ざっている旨味とコクが濃厚なモノが良く釣れそうです。
クロダイだけではなく、カサゴなどのロックフィッシュにも良さそうです。
次はこちらの、むきエビ。
塩を振って、身を引き締めてある程度の大きさに切って使うと面白そうです。
もちろんですが、これもカサゴなどのロックフィッシュには良さそうなエサです。
考えるといくらでもある魚のエサになる食材
イカの塩辛やむきエビ以外にもスーパーで販売されている食材には、クロダイだけではなく、いろいろな魚のエサになりそうなものが探せばいくらでもあるのです。
魚の切り身に塩を振って身を締めれば、たいていの魚のエサになります。
刺身用のキビナゴは、そのままでタチウオやサワラやコウイカ、ヤリイカのエサにもなりますし、半分に切ってカサゴのエサになることはよく知られています。
実はあまり知られていませんが、鶏の皮は短冊形に4~5センチ切ってハリに刺しますと、カサゴやメバルの特上のエサになります。
身持ちが良いので、何度も付け替えずにすみますから、メバルやカサゴをたくさん釣るときには重宝するエサなのです。
クロダイに使ったことはありませんが、夜釣りで活躍するかもしれません。
まとめ
今回ご紹介した例はほんの僅かな例にすぎません。
想像力やイメージを働かせると、いろいろな食材がクロダイをはじめ、いろいろな魚のエサに使えそうです。
味の素で有名なグルタミン酸ソーダは旨味の素でもあり、小麦粉にサナギ粉、アミエビエキス、味の素…などを混ぜて作った練り餌も多くの魚が釣れます。
最近は研究が進み、いろいろな液状のものも釣具店では売られています。
ご自身で考えて、実際にそれを使ってみるというのも面白いと思います。
普段私たちが何気なく口にしている食べ物の中でも、魚のエサになりそうなものがいくらでもありそうです。
そういう風に思いつつ食事をするのも釣り師としては面白いはずです。
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