チョイ投げ釣りとは、本格的なタックルを使わずに、近くの漁港や防波堤からコンパクトロッドのセットなどで、ちょいと投げて釣るスタイルの釣り方です。
チカライッパイ投げて釣るというスタイルは要求されませんので、特にテクニックも必要としないため、初心者はもちろん女性やお子さんでも十分楽しめます。
水深のある埠頭などでは、車横付けで堤防のヘチから１～２メートル離れた場所に仕掛けを投げ込んでも、キスやハゼやヒイラギや小ダイなどが簡単に釣れます。
水深のある埠頭などでは釣れ始める時期も早く、どうかすると４月ぐらいから釣れ始めますが、よく釣れるのは梅雨に入ったぐらいから９月ぐらいまでが、型は比較的小さいのですが、数が釣れます。
１０月から１２月にかけては、比較的大きなキスが釣れて驚かされることがあります。
また、チョイ投げ釣りではキスに限らず色々な魚が釣れるのも大きな楽しみの一つで、全く何も釣れないなどと云うことがほとんどないのも初心者にとってはおすすめの釣り方です。
なので、天気が良いときは、お弁当を持って行楽がてらチョイ投げに行くのもおすすめです。
今回は、初心者がチョイ投げ釣りでキスを爆釣する方法について書いているので参考にしてください。
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チョイ投げ釣りでキスを狙うためのタックル、仕掛け、エサ
初心者の方は、ちょい投げ釣りをするのに、どのようなタックルや仕掛けを買い揃えて良いかが分からないと思います。
小学生の頃にブラックバス釣りをしたことがあるよ～！などと云う方は、バス釣りのロッドやリールのそのままチョイ投げ釣りに使えますので、仕掛けだけを買えばよいと思います。
こちらがおすすめです。
⇒ハヤブサ(Hayabusa) ライトショット かんたん投げ釣りセット 立つ天秤 2本鈎 5-9
少し釣りに知識がある方には、アジングロッドやメバリングロッドに２５００番のスピニングリールがおすすめです。
スピニングリールに予めラインが巻かれていなければ、慣れている方ですとPEラインの１号ぐらいを巻きますが、初心者はナイロンの２号～３号を巻くことをおすすめします。
釣りが全く初めてで、「まったくもって、さっぱり分からない！」と云う方は、こちらのサビキ釣りにも使える初心者用のセットから始めてみてください。
⇒つり具TEN サビキ釣り ちょい投げ釣り 完全釣りセット 1ヶ月保証付（釣り竿セット 仕掛け エサ 用品 全8点セット ）
こちらのセットには投げ釣り用のエサもついていて、とりあえずは投げ釣りが出来ますが、本当にたくさん釣りたい方はエサはウキ釣りのところでも書きましたが、イシゴカイが最高のエサです。
人工のエサとイシゴカイでは、釣果は３～５倍違ってきても仕方ありません。
イシゴカイがなければ細めのアオイソメが次に良く、どうしても虫エサが手に入らないときや、生きた虫エサを触りたくない方や触れない方は釣果抜きで人工のエサを使ってください。
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チョイ投げ釣りでキスが良く釣れる時間帯やポイントの解説
海釣りが、川や湖沼の釣りと決定的に違うのが、潮の干満と潮の大きさが毎日刻々と変わるところです。
初心者には難しいかもしれませんが、海面は月の引力のせいで、潮が満ちたり、潮が引いたりしています。
そして、潮の干満の差が大きな大潮や中潮、あまり干満の差がない小潮、長潮、若潮などがあります。
またマズメ時と呼ばれる、日の出と日没の時が食いが立つ（よくなる）と云われています。
浅い場所では、満ち込みでないと全く釣れなかったりします。
魚種にもよりますが、潮が良く動く大潮周りが釣りに良い場合も多いです。
但しこれらはあくまで一般論であることも多く、画一的に決められることではありませし、その場所や季節等によっても違ってきます。
ちなみにキスが釣れるポイントは砂泥底で、海底に変化があるところです。
要はエサとなるものが多く生息していそうなところがポイントとなります。
「かけあがり」と呼ばれる起伏のある場所や「船道」と呼ばれる船のスクリューで海底が深くなっているような場所はキスに限らず色々な魚が集まる場所です。
同じ釣り場で何十回も投げていますと、どの辺が深いだとか、どの辺に岩があるだとか、海の中のいろいろな情報が分かります。
どこでよく釣れるのかを覚えておくのが、一番の大漁への近道になります。
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初心者のためのチョイ投げでキスをたくさん釣るための釣り方やコツ
まず絶対にしてはいけないことを書きますと、大雨の翌日にはキス釣りは諦めて他の魚を狙おう！と云うことです。
大雨が降って底荒れして、海水が濁っているような時は、キスは全く釣れません。
このような時は諦めて、濁りが好きなクロダイやスズキなどを狙った方が賢明ですが、初心者にはそれも難しいので、日を改めた方が得策です。
ハリは、流線針の７号以下の小さな針を使いましょう！
キスは丸セイゴの１２号だとかチヌバリの３号等でも釣れることもあります。
しかし、数を釣ろうと思えば、袖型の8号～9号だとか流線針の6号～７号でなければ、なかなかハリに掛かりません。
エサは先ほども述べましたが、イシゴカイが絶対的なエサです。
イシゴカイとほかのエサでは釣果に差が出ます。
また、カレイ釣りなどと違い置き竿はやめていた方が良いです。
クサフグにエサを盗られますし、良からぬ魚にエサだけ取られることが多いのです。
仕掛けが着底したらゆっくりとリールを巻いて、キスを誘いながら食わせるのがコツです。
竿先がソリッドのアジングロッドやメバリングロッドは食い込みが良く、数が揃います。
以上の事に気を付けながら、キスのちょい投げ釣りを楽しんでください。
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