ビギナーに限らず、防波堤にクロダイを釣りに行った以上は、大型のクロダイを狙いたいのが、釣り人の性であり本音ですよね?
手の平ぐらいのクロダイをたくさん釣りたい釣り人など、あまりいないはずです。ーー;
でも、そもそも大型のクロダイは、狙って釣れるものなのでしょうか?
私の30年以上の経験から申し上げますと、
・しかし、いつ掛かってもバラさない準備を心がけること
と云うことに尽きると思います。
答えになってませんか?
大型のクロダイがいると感じたときにするべきこととは?
私自身30余年に及ぶクロダイのヘチ釣りの経験から、大型のクロダイがいるときは、それまでいたエサ取りの小魚がいなくなったり、何となく海に違和感を感じたことが多々あるんです。
その部分だけ、潮が溜まっているというか、局地的な潮目が出来ていたり、頻繁にあった小魚のアタリが突然なくなったり、何となく大物の魚がいる気配と云うのを感じるんです。
こういう時に釣り人として絶対に手抜かりなくしなければならないことが、幾つかあります。
・ハリスがザラザラで、強度が落ちてないか、引っ張ってテストすること
・ハリ先が根掛かりなどで丸くなっていないか
・餌は大きなクロダイにアピールできる訴求力があるか
しかも、これらのチェックをを瞬時でせねばなりません。
サラリと書きましたが、3つとも大型のクロダイを釣るためには、超がつくほど重要なことばかりです。
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大型のクロダイをバラす原因
防波堤釣りの初心者にとって、50センチを超える年なしのチヌを釣ることは、1つの目標になると思います。
冒頭でも書きましたが、狙っては釣れませんが、いつ何時年なしのチヌがハリに掛かっても、バラさないように仕掛けをチェックすることが大切なのです。
大型のクロダイをバラス原因の8割ぐらいが、ハリスのチェックを怠ったがためのハリス切れなのです。
特に夜釣りの場合やほとんどアタリがなくて戦意が喪失している時ほど要注意なのです。
釣りを始めるときは期待感もあり、ワクワクドキドキですが、1時間ぐらいなにもアタリがないと、気がだんだん沈んでいきますし、根掛かりがあっても、イチイチハリスのチェックなんかしたくない気分になります。
「どうせ、今日はなにも釣れそうにもないし…!」などと云うときほど、いきなり大物のクロダイが食ってくることが多々あります。
こういう時に、根掛かりでハリスが白っぽくなったままだったり、ガン玉がズレるために、力いっぱいガン玉を挟んだりしていたとしたら・・・・、ほぼ100%の確率でハリスがブチ切られます。
大型のクロダイが釣れるか釣れないかは紙一重
アタリが少ないとき、ほとんどないときに、根掛かりしてハリスが白っぽくなっても、すぐにガン玉の上からハリスを切って、ハリを結び直してガン玉を付け替えると言ことをする釣り人はなかなかいません。
ましてや、夜釣りの場合は特に!
でも、大型のクロダイに仕掛けをブチ切られる原因のほとんどはこのことに起因していることが多いのです。
誰でも面倒くさいので、やりたくないんです。^^;
しかし、この小さなことの積み重ねが大物のクロダイを釣るコツなんです。
ハリに掛けてからのやり取り以前に、ハリスがブチ切られては、お話になりません。
マル秘~大型のクロダイは常夜灯の周囲を狙え!
私がこれまで年なしと呼べる黒鯛を3桁以上釣ってきた経験から申しますと、ズバリ年なしのクロダイを狙うには昼も夜も常夜灯がある付近を狙え!と云うことです。
ご存知の方もおられるともいますが、クロダイは大型になるとプラグやホッパーなどのルアーでも釣れます。
つまり、雑食でありながら、フィッシュイーターでもあるのです。
そして大型のクロダイは、光に集まるプランクトンなどを食べるベイトフィッシュをシーバスやメバルと同様に狙っていると思えます。
沖の防波堤を除いては、私がこれまで釣った年なしのクロダイの9割近くは、近くに常夜灯がある釣り場でです。
夜はもちろん、昼間もそれほど移動するわけでもないようで、普段からどこに明かりが点いているかを確認しておくことが重要になります。
このことを知っておくだけでも、あなたは大型のクロダイと出会えるチャンスが広がります。
まとめ
大型のクロダイを初心者が釣り上げるためのコツと、大型のクロダイが良くいるポイントを解説させていただきました。
今回の記事に書いたことを忠実に守れば、初心者でも絶対に大型のクロダイと出会えることが出来ます。
防波堤の壁面に穴がほげているような釣り場でない限りは、ハリスがブチ切れなければ、なんとか応戦できます。
あとは数稽古です。
どのタイミングでイトを出して、どのタイミングでリールを巻くのかなどと云うことは、理屈抜きで体で覚えないといけないと思います。
まずは、大型のクロダイを掛けてバラさないようにすることが肝心です。
なんだか、釣れそうな気になっていただければ、幸いです。
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