マハゼとウロハゼの区別が分からない友達と一緒に釣りに行った想い出
ある日福間に住んでいる釣り仲間から、「型の良いハゼが入れ食いするポイントを見つけたので、一緒に釣りに行きませんか?」との誘いがあり、むげにお断りするわけにもいかず津屋崎に一緒に行くことになりました。
友人が私を連れて行って下さった場所は津屋崎の内海の水門があるところでした。
釣れるには釣れるのですが、ウロハゼばかりなんです。(涙)
ウロハゼとはこの様なハゼです。
対して、マハゼはこちらです。
友人は「ホラ!入れ食いでしょう!?」と半ばしたり顔なのですが、ウロハゼの入れ食いを楽しんでも・・・・。^^;
友人は筑後の出身で、川釣りにはかなり精通しているのですが、どうやらマハゼとウロハゼの区別が良く分っていなかったんです。
せっかく私を呼んでくれた手前もあって、しばらく、「これはマハゼじゃ〜なかバイ!」と言い出しかねていたのです。。
しかし、今後のことを思えば言っておくべきだと思って、「よ〜釣れるばってん、この方たちはマハゼやないんだよな〜!」と私が切り出すと、友人はハトが豆鉄砲を食らったような顔をしていました。^^;
しばらくすると、友人が「僕が知識がないばかりにわざわざ博多から呼んですいません!!」と謝るので、「いやいや、ウロハゼの入れ食いも面白いバイ!なんでん釣れたら楽しいっちやけん、気にしやんな!」と、釣ってどうするわけでもないウロハゼを釣り続けたことがあるんです。
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ウロハゼとマハゼの区別の仕方
ウロハゼはマハゼと比べますと色がグレーっぽいですし、川にいるドンコを荒々しくしたような感じで、いかつい顔をしていますし、ヒレが雑で切れているような感じがするハゼです。
マハゼに比べますとたいして大きくもならず、私がこれまで釣った最大級のウロハゼでも20センチあるかないかぐらいです。
ウロハゼと比較しますと、マハゼの方が愛嬌のある顔つきをしていますし、ウロハゼと比べるときれいな感じがします。^^;
有明海のハゼグチではないのですが、最大27〜28センチぐらいのマハゼが釣れて驚いたことがあります。
今のようにデジカメやスマホですぐに撮影できる時代ではありませんでした。
だからと言ってハゼの魚拓をとるのもなんだか妙なので、しなかったのですが、バカでかいマハゼに驚いた経験があります。
残念ながらウロハゼを食べたことはありません。
津屋崎に私を呼んでくれた友人は「美味しかった!」と言っていました。^^;
活きたマハゼの刺身はすこぶる旨く、マダイやスズキ、ヒラメの刺身よりも美味しい!と私が言いますと、たいていの方はそんなバカな!と言うような表情をしますが、秋口に釣れるお腹がキツネ色した大型のマハゼをポンプを入れて活かして帰り、活きたまま刺身を造ったことがない方・それを口にしたことがない方が信じられないような表情をします。
余談ですが、私は天ぷらもキスより10センチ程度のハゼのほうが美味しいと思っています。
キスは見てくれが良いために美味しく感じるのではないかと思います。
料理は見栄えで味も違って感じますが、マハゼは真面目に料理をするとすこぶる美味しい魚でもあることを再認識していただければ幸いです。^^;
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