チヌとスズキ釣りに飽きた男がメバル釣りにハマるワケとは?
お目目がクリクリして釣れた時に見惚れてしまうほど可愛いのがメバルです。
メバリングブームの到来でお若い方がアチコチの防波堤や埠頭、はたまた地磯などでメバルを狙うので、最近は型も数もなかなか釣れなくなった感じがするのは私だけではないと思います。
それ以前にメバルは比較的低水温を好むために地球温暖化による海水温上昇のためにどこかに行ってしまったのでは?と思えるぐらい少なくなりました。(涙)
かれこれ25年ほど前にメイタ〜チヌにどっぷりハマっていた私は、夜討ち朝駆けでメイタ〜チヌを狙っていたんですが、その当時今現在の私と同じぐらいの年配の釣り人が楽しそうにメバルを釣って喜んでいるのを見て呆れたものです。^^;
「あげな、小さい魚ば釣って何が楽しいっちゃろ〜?」と小バカにしたような気持ちでいました。^^;
その方の近くで私が45センチぐらいのチヌを立て続けに3枚ぐらい釣ってもまるで無関心なのです。(驚!)
たいていの釣り人は「凄いですね〜!」などと言いながら近づいてきて、「エサは何ですか?」だとか、「ハリスは何号ですか?」などとたわいもない質問をしてくるのですが、その方は全く私に無関心で楽しそうにメバル釣りに専念していました。
私が納竿して、ストリンガーに掛けているチヌをその方に差し上げようと思って持って行くと、「チヌはさんざん釣ったけん、すまんバッテンいらんバイ!」とすんなりと断られました。
「あんたはチヌが好きなごたーけん、そのうちメバルが好きになるバイ!」とその方がおっしゃった時に、「コイツはアンポンタンか!?」と思ったものでした。^^;
あれから25年ぐらい経ちましたが、好きでメバルを狙っている私がここにいるのです。(恥)
今思えば、あの時のメバルを釣っておられた方はチヌ釣りもスズキ釣りもさんざんやってきたのだろうと思うんです。
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チヌとスズキ釣りに飽きた男がメバル釣りにハマるワケとは?
チヌはソコソコ釣れるんですが、絶対に釣るためにはかなりのポイントを移動しながら釣らないといけませんし、もちろんボウズになることもあります。
スズキに関しては、ベイトフィッシュを追い掛け回している関係上、釣れるときは驚くほど簡単に釣れるのですが、釣れない確率の方が圧倒的に多いものです。
チヌやスズキに比べますと、メバルはまるっきりのボウズがほとんどないというのが釣り人にとっては最大の魅力だとも言えます。
「コンスタントに退屈しない程度に釣れる」ということと、たまに「入れ食い状態」を体感できるところもメバル釣りならではの魅力です。
チヌ狙いはカニやカラス貝をエサにしたときに、1時間ぐらい探り続けてアタリがないと、焦燥感や絶望感が込み上げてきます。
スズキ釣りは完全にミズモノなので、入れ食いもしくはボウズという極端な釣れ方が多々あります。
それと比べますと、メバル釣りは日によって違いますが、ボウズはあまりありませんし、安心して楽しめます。♪♪
アタリ方も千差万別で、夜釣りの時は驚くほど浅いタナにいて驚かされることがあります。
また、昼間は全くアタリが釣り場でも夜になると「入れ食いポイント」に変身する釣り場も多々あります。
メバルはいるところが特定できれば簡単に釣れる魚です。
メバル釣りの楽しさは、ズバリメバルがいるであろうポイントを探すことに尽きるとも思うんです。
誰でも簡単に釣れるメバルですが、いそうでいないからハマるんです。
メバルは凪の日には釣るな!
釣り雑誌は釣りの本などには「メバルは凪を釣れ!」と書かれていることがほとんどです。
メバル凪と言う言葉もあるぐらいですから昔からそう謂われ続けてきたのだろうと察します。
しかし、私のここ10年近い体験から申しますと、メバルはベタ凪の海よりも多少波っ気がある日の方が断然釣れます。
メバル釣りは晩秋からGWぐらいまでのまだまだ寒い時期の夜釣りがほとんどですから、風が強かったり、波が高いと釣りにならないことが多々あります。
確かに風がなく、波が穏やかな日はメバル釣りには向いて、「メバル日和」とも言えますが、決してベストでもベターでもないのです。
多少波っ気がある方がエサに恵まれることをメバルたちは知っているようです。
メバルの刺身は釣り人の特権ですバイ!!
メバルはお煮つけが美味しいことでは定評がある魚ですが、
・塩焼き
・酒蒸し
・バター焼き
・ムニエル
・・・・とどんな料理にしても美味しい魚です。
でも25センチオーバーのメバルが釣れたら是非とも食べていただきたいのがメバルの刺身です。
ほんのりと甘みがあって舌触りも上品で、白身魚の中ではSランクの美味しさです!
居酒屋さんや小料理屋さんなどでもまず口にできることがないはずです。
メバルの刺身を口にできるのは、釣り人の特権です。
妻も大好きなのでメバルは釣り甲斐があります。
釣りをするのであれば、家人が喜ぶ魚を釣った方が心身ともに楽しいですよね?
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