大岳海岸福岡マリーナ〜ホテルNAGISA前護岸
実は今から50年以上も前に、生まれて初めて海釣りでキスを釣った場所が、この大岳海岸の福岡マリーナからホテルNAGISAがある付近の砂浜でした。
「釣りはフナに始まりフナに終わる」と言うことわざがありますが、私が人生で初めて釣った魚がキスでした。
私は、現在「海辺の里」がある付近で生まれ育ちました。当時はゴルフ場はなく、ため池が3つほどあってカエルやトンボの宝庫でしたし、カエルをエサにライギョではなくタイワンドジョウを良く釣ったりもしていたんです。^^;
大岳海岸のこのポイントは昔、アサリはもちろんマテ貝やバカ貝も小学生の私にも簡単にしかもたくさん獲れていたのです。
カブトガニもごく普通に見られましたし、近所の友達らと一緒に巣ムシと呼ばれるフクロイソメをスコップで掘ってエサにしていたんです。
市営渡船が着く桟橋の橋桁周りではカニを刺したり、バフンウニをよく採ったものです。
信じられないかもしれませんが、50年前は福岡マリーナのところに有料の塩水プールもあったんです。
大岳には炭鉱長屋で暮らす友達もたくさんいましたし、炭鉱風呂もありました。
キスをお粗末な竹竿とピンポンウキとで釣っていたんです。
投げ釣りのタックルなど当時の子供には夢のような釣具でしたし、誰も持っていませんでしたが、竹竿でハゼやキスやカレイ、アイナメなども釣っていたんです。
今思えば、私の釣りバカ人生はここがスタート地点でした。
まさか、小学校に上がる前の子供の頃に50年後にパソコンを扱ってこの釣り場を紹介している自分など想像もできませんでした。^^;
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大岳海岸福岡マリーナ〜ホテルNAGISA前護岸の釣り場
まずは、下の図で釣り場をご確認ください。
当たり前ですが、50年前とはまるっきり違う風景に行くたびに驚かされます。^^;
しかし、ここの釣り場は博多湾の入り口に近く、ワンドとなっているためにいろいろな魚が集まって、通り過ぎるポイントにもなっているのです。
なので、ベイトフィッシュを追う青物なども魚影が濃いのが魅力なのです。
それでは釣り場をA地点、B地点、C地点に分けて解説いたします。
A地点
ここは2棟のアンピールマンションの前に位置します。
海岸に降りれる場所が2箇所あります。
投げ釣りでキスやカレイやハゼはもちろん狙えるのですが、夜はアオムシをエサにしたウキ釣りでチヌやシーバスが狙えるポイントでもあるんです。
7月ぐらいからサゴシもエサ釣りやルアーで釣れるポイントなのですが、出始めは型も小さく食べてもサッパリ美味しくありません。
時期は限られますが、夜のアジングでかなり大きなマルアジ(アオアジ)が釣れることもあります。
B地点
ここも砂浜から投げ釣りが出来ますが、アオムシをエサにした夜釣りのメイタ〜チヌの実績が高いポイントです。
また、10月ぐらいから砂浜から夜のウキ釣りでタチウオがよく釣れるポイントでもあるのです。
もちろん晩夏からの昼間はサゴシも釣れます。
チヌの渚釣りをする釣り人もそれなりの実績が上がっています。
C地点
(奥に見えるのがC地点です)
ここは投げ釣りのキスのポイントなのですが、どんどん移動して数釣りをすることがお薦めです。
また、時期は限られますが、青物の回遊が多いポイントで、ベイトフィッシュ如何ですが、ヤズ(ブリの子)も釣れることがあります。但し、時期は短期間で、情報を入手した時は時既に遅し!と言うことが多々あります。^^;
砂浜ですが、夜のウキ釣りでチヌやスズキの実績が高いポイントです。
ポイントアドバイス
博多湾の入り口に位置しており、潮通しが良いので人気がある釣り場。
砂浜だから「投げ釣り」と考えるのは早計。
もちろんちょい投げ釣りでキスなどが狙えるポイントではあるのですが、ルアーでのシーバスやサゴシ、タチウオ、ヤズなども時期は限られるが狙えるポイント。
チヌをルアーで釣るブリームゲームも面白い。
基本的に道路沿いは住宅地なので、駐車スペースには細心の注意を払い、近隣の住民の迷惑にならないように心掛けたいポイントでもある。
特に夜は大声を出したり、騒いだりしないように!!
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