さつき松原ならキスの束釣り(100匹以上)も夢ではない!
定年退職された職場の先輩が、さつき松原にキス釣りに行って150匹以上のキスを釣ったとのことで、非常にたまがったことがありました。^^;
その当時の私は、津屋崎海岸から手漕ぎの貸しボートを借りて鉄塔ぐらいまで流し釣りをしてもせいぜい30〜40匹のキスしか釣れなかったのに、海岸から遠投して型はともかく100匹以上のキスが釣れることに唖然・愕然とした記憶があります。
このときに束釣り=100匹以上の魚を釣るという言葉を覚えました。
「いったいどげな釣り方をしているんですか?」とマジで尋ねると、「自作の13本針仕掛けを150メートルから200メートル近く投げて、人が歩くぐらいのペースでリールを巻くだけたい!!」との淡々とした返事が・・。
自作の13本針仕掛け・・・というのにもたまがりました。
市販のキスの投げ釣り仕掛けは、ハリが2〜3本です。
150メートルから200メートルぐらい投げる・・・というのにもたまがりました。
普通のタックルですと、せいぜい50メートルぐらいしか飛びません。
先輩が涼しい顔して言うのが、「13本針に10匹前後キスが掛かったら10回投げりゃ〜100匹ぐらいはすぐに釣れるやろ〜!!??」との言葉。
理屈はそうかもしれませんが、そんな釣り方を全く知らなかった当時の私は、キツネにつままれたような気分でした。^^;
後日先輩にタックルや投げ方を教わりましたが、リールもロッドもミチイトも私が持っている投げ釣り用のタックルとは、まるで違うモノでしたし、投げ方もまるで違うんです。^^;
「見とってんやい!」と言って先輩が投げるフォームにこれまた唖然・愕然。
13本の針がついた仕掛けに、岩デコのエサをつけて、砂地に置いたまま投げるフォームにも驚かされましたが、いったいぜんたいどこに飛んでいったのかが私にはまるで分りませんでした。^^;
さらにリールのハンドルをゆっくり巻きながら、「食った!・・・また食った!・・・」と声をあげながらリールを巻く先輩のオモリと仕掛けが見える頃には、かなりのキスが釣れているのにも驚かされました。(その時は8匹!)
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さつき松原の釣り場確認
さつき松原とは、鐘崎漁港の上八の波止から釣川の河口までの海岸のことを言います。
距離にしますと伊能忠敬みたいに正確に測ったことはないんですが、4キロ近くある遠浅海岸です。
福岡方面から行く時は、道の駅むなかたの先1キロ付近に国道495号線と県道300号線の交差点があり、県道300号線に入るとさつき松原沿いの道となります。
途中に駐車場が3箇所ありまして、海岸に出られるルートがあり、駐車場には看板が出ています。
3箇所ある駐車場からは、海岸に下りれる入り口があります。
この入り口をくぐり抜けると、左右見渡す限りの遠浅海岸です。
さつき松原で狙える魚
遠浅海岸であるさつき松原で狙える魚の筆頭格は、もちろんキスです。
それ以外に狙える魚は、メゴチ、カレイ、アイナメなど投げ釣りの常連客ですが、近年はいずれも激減気味。
ポイントによっては渚釣りでメイタ〜チヌも狙えなくはなく、事実釣り上げている人もかなりいるし、岩虫をエサにした投げ釣りや夜に電気ウキを使ったウキ釣りでアオムシなどのエサで釣っている人もいる。
セイゴ〜スズキも同様です。
投げ釣りでキスを狙う人は周知のように、ここはフラットフィッシュと呼ばれるヒラメやマゴチがかなり生息する釣り場で、投げ釣りをしている方が釣ったキスなどに大物が食いついて仕掛けが切れたなどと言う話は良く聞くはず。
ピンギスが釣れた時はエサにして投げても面白いし、手っ取り早くフラットフィッシュと呼ばれるヒラメやマゴチを狙うには、ルアーフィッシングが面白い。
何ら変化のない海岸線よりも変化のあるところに小魚が着いて、それを狙うフラットフィッシュと呼ばれるヒラメやマゴチが潜む釣り場の目安はかなり明確。
海岸にテトラが張り出しているところは、狙うべきポイントである。
離岸流なんて・・・最初のうちは全く分らないので、なるべく見た目で変化があるところをルアーで狙うのが良い。
プラグ、メタルジグ、ワーム・・などと試す良い機会でもある。
志賀島サーフや奈多サーフに比べると、狙うべきポイントが明確ですし、ヘトヘトになるほど歩かねばならないということもないので、初心者は是非ともフラットフィッシュと呼ばれるヒラメやマゴチにチャレンジしてみてはどうでしょうか?
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