チヌ釣り師の間で知られている志賀島の大崎の地磯
チヌ釣り師の間では、通年チヌが狙えるポイントとして知られているのが志賀島の大崎の地磯。
まずは地図で釣り場を確認してください。
志賀島の国民休暇村の駐車場から砂浜に下りて、ゴロタ浜を歩いていくのだが、15分ほど足場の悪いところを歩かねばならないのが大きな障害となっている。^^;
(真ん中に見える大きな岩があるところが「大崎の地磯」と呼ばれるポイント)
歩くのがきついために上にある大崎の展望台から下る道を探したが、こちらから行く方がもっと歩かねばならないことが分り、しかも危険なことが分った。(苦笑)
大物のチヌが釣れると分っていても、ロッドケースとクーラーとタックルBOXとマキエがたっぷり入ったバッカンを担いで行くのが億劫で、一度経験した方はあまり気が進まない釣り場であるとも言える。(涙)
あの重さでゴロタ浜を15分歩く辛さを経験した方は二度とこの場所で竿を出したくない!と思うこともあるはず。^^;
参入障壁が高いために、釣り場に人がいないことが多い。
なんとしても大物のチヌが狙いたいだとか、1人でゆっくりと竿を出して釣りを満喫したいと言う方も、二度目はなかなか行きたくない健脚向けの釣り場であると言える。
だが、きつい思いをする甲斐もある釣り場で、チヌ狙いだけではなくて多彩な釣りが楽しめる釣り場でもあることを再認識したい。
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志賀島の大磯の釣り場詳細
大きな岩の上によじ登って釣るのがここでの釣り方。^^;
歩行ルートと釣り場の地図を確認してください。
ゴロタ浜を15分ほど歩き、大きな岩によじ登る際に大潮の満潮時だと上り口が既に海水に浸かるために岩によじ登れない。
納竿して岩から降りるときもそうだが、潮周りと干満を把握していないと釣りにならない。
しかも、巨大な岩の上から竿を出すために、お世辞にも足場が良いとは言えない。
4人ぐらい釣りが出来るなどと書いてあるいい加減な雑誌があるが、二人でもお互いの間を気遣いながら竿を振らねばならないぐらいで、4人もいれば身動きできずに釣りづらい。
滑ると、問答無用でそのまま海に落ちることになる。
夏場ならまだしも、冬場に海に落ちると、どうなるかは察しがつくはず。^^;
しかも、岩の上だから道具が海の中にイヤになるほど滑り落ちるから、タックルケースやクーラーなどは潮をかぶらないゴロタ浜に置いて登った方が良く、必要最小限のモノをフィッシングベストに入れて身軽に動けるようにしたい。
また、天気予報で海上の波の高さが2・5メートル以上あるようなときは、ここでの釣りは断念した方が良い。
チヌは、多少波っ気があるときの方が食いが良いが、時化気味のときは波もかぶるし、道具も流されるし、下手をすれば自分まで海に落ちるハメになる。(涙)
志賀島の大磯で釣れる魚と釣り方
ここまで詳しく書くと、たいていの釣り人は竿を出すのをためらうはずである。
足腰に自信のない方は100%おススメしない釣り場です。
・重い荷物をぶら提げて15分もゴロタ浜を歩かねばならない
・大きな岩によじ登る時は潮周りと干満を勘案しなければならない
・足元が悪い釣り場で釣らねばならないし、滑ると海の中に・・・ドッポン!!
・年中チイチイフグが多い
良いことがまるでないじゃないか〜!!とたいていの方は呆れるが、極めつけはここでの夜釣りだ。
ここでの夜釣りでは過去に、50センチオーバーのチヌは当たり前だが、尺メバルもアオムシで釣れているし、50センチ近いアコウも釣れた一級ポイントなのだ。
当然だが、夜釣りをするためには昼間に何度か釣ってこの場所の隅から隅までを把握するとともに、釣り場の沈み瀬の位置を知っておいたほうが良い。
再度釣り場の図をご覧頂きたい。
水深は4〜6メートルと適度な深さがあり、岩の周囲に沈み瀬が幾つもあり、チヌ狙いの時もクロを狙う時も比重の軽い集魚剤を撒くことがキーポイント。
メイタ〜チヌは通年狙えるが、3月ぐらいから11月ぐらいまでが良い。
クロは手の平から足の裏サイズが狙え、梅雨グロの時期の5月から7月頃に良く釣れ、11月ぐらいまで狙える。
夏場はもちろんバリが来る。
上モノ以外に狙える魚
シーバスをルアーで狙う方も近年多く、ヒラスズキも釣れている。
エギングによるミズイカも釣れている。
メバリングによるメバル狙いはもちろん、アオムシをエサにした夜釣りでは尺メバルも釣れている。
ルアーによるロックフィッシュゲームでは、アラカブはもちろんのこと50センチ近いアコウも釣れている。
ロックフィッシュを狙うには良いポイントが点在しているために、周辺部を隈なく探ると手堅い釣果が期待できる。
危険な釣り場であるので潮周り、潮時、風の強さ、天候を良く良く考えて、安全第一で釣りに出かけるべきポイントです。
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